第169回 天皇賞(春)(G1)

こんばんは、グージンです。明日は、平地G1競走で最長距離を誇る「天皇賞(春)」が行われます。菊花賞馬の(12)ドゥレッツァと連勝中の(14)テーオーロイヤルによる二強ムードですが、はたして穴馬の台頭はあるのでしょうか。

総合指数

歴史ある古馬G1ということで、出走馬の多くが基礎能力値80台半ばに達するハイレベルなメンバー構成(平均値84±3)。実績で勝る(06)ディープボンドや(14)テーオーロイヤルが、非常に高い基礎能力値をマークしている。

他方で、総合指数は4頭が120台半ばに密集する大混戦。実績馬が軒並み成長補正でデバフを受けたこともあって、基礎能力値と総合指数の乖離が目立つ。前日発売では(12)ドゥレッツァと(14)テーオーロイヤルに人気が集中しているものの、下馬評ほど堅いレースとは思えない。

牝系分析

京都芝3200㍍の牝系タイプ別成績(2014年4月~2024年3月)
京都芝2200~3200㍍の牝系タイプ別成績(2014年4月~2024年3月)

京都芝3200㍍は、この天皇賞(春)専用のコース設定。したがって、直近10年間のデータを遡ったところで、サンプル数の不足は避けられない。

そこで、外回りの中長距離レースに対象を広げて分析してみると、極軽系がまずまず優秀な成績を残している。下り坂のコーナーから長い直線になだれ込む京都競馬場の外回りコースでは、やはり高水準の瞬発力が求められると推測される。

最終結論

◎(05)ブローザホーン
○(12)ドゥレッツァ
▲(07)タスティエーラ
△(01)サリエラ
△(06)ディープボンド
△(14)テーオーロイヤル

基礎能力値・総合指数ともに高く、牝系から京都芝3200㍍への適性も見込める(05)ブローザホーンを◎に指名する。前走では(14)テーオーロイヤルの後塵を拝したが、コース替わりで力関係が逆転する可能性は、十分にある。

世代レベルに疑問の残る4歳牡馬だが、(12)ドゥレッツァが菊花賞で見せた強さは本物。前走の惜敗も4角での進路取りの差が原因で、評価を落とすわけにはいかない。

同じく4歳馬の(07)タスティエーラは、極軽系と並んで京都競馬場の中長距離が合うバランス系。前走の敗戦は不可解だが、鞍上が名手モレイラに戻るからには、積極的に狙う価値がある。

【単勝】5(1点*2000円)
【馬連】5=1.6.7.12.14(5点*600円)
【ワイド】12=5.7(2点*2000円)
     5=7(1点*1000円)

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