第84回 桜花賞(G1)

こんばんは、グージンです。明日は、3歳牝馬クラシックの1冠目「桜花賞」ですね。無敗の2歳女王アスコリピチェーノがいながらも、前日発売では同馬の単勝オッズすら4倍前後と大混戦模様。ボンドガールの除外が残念ではありますが、馬券的には非常に面白そうなレースとなっています。

総合指数

オッズ的には混戦となっているが、意外にも基礎能力値の標準偏差(平均76±3)は例年と大差なく、それなりに実力差のあるメンバー構成と考えるべきである。

基礎能力値トップは、無敗の2歳女王(09)アスコリピチェーノ。しかし、血統補正と人物補正で大きくデバフを受け、総合指数では基礎能力値2位タイの(08)コラソンビートと(12)ステレンボッシュに逆転されている。

基礎能力値ではこの3頭がやや抜けており、(07)スウィープフィート、(10)セキトバイースト、(15)エトヴプレが2番手グループを形成。あとは、基礎能力値75前後に多くの馬がひしめきあっている。

牝系分析

阪神芝1600㍍の牝系タイプ別成績(2014年4月~2024年3月)
阪神芝1600㍍の牝馬限定戦における牝系タイプ別成績(2014年4月~2024年3月)

阪神芝1600㍍はスローペースの瞬発力勝負になりやすいが、直近10年間の牝系タイプ別成績では地力系が優勢。中山競馬場に次ぐ急坂の存在はもちろん、阪神競馬場は時計の掛かる馬場になりやすいことも影響していると推測される。

もっとも、牝馬限定戦の牝系タイプ別成績では、極軽系が地力系を上回っている。地力系といえども、牝馬にとって阪神芝1600㍍はかなり過酷なコースであり、底力の差では瞬発力の差を覆せないのかもしれない。

ワンペースな走りからの先行策を得意とするバランス系は、差し・追込が決まりやすい阪神芝1600㍍では苦戦する傾向にあるようだ。

最終結論

◎(12)ステレンボッシュ
○(09)アスコリピチェーノ
▲(08)コラソンビート
△(02)クイーンズウォーク
△(07)スウィープフィート
△(10)セキトバイースト

阪神ジュベナイルフィリーズの1~3着馬は、やはり基礎能力値で頭一つ抜けている。このうち(08)コラソンビートと(09)アスコリピチェーノがバランス系で割り引きとなれば、極軽系の(12)ステレンボッシュを◎にしたい。

血統や鞍上に不安が残るものの、2歳女王(09)アスコリピチェーノの能力は確か。同様にバランス系であることや前走の内容に不安の残る(08)コラソンビートも、最上位の総合指数を信頼する。

この3頭以外はかなりの混戦状態で、ヒモ選びが難しい。総合指数が出走馬全体の平均を上回り、かつバランス系ではない3頭を便宜的に△とするが、基本的には三連系の馬券を狙うべきではないレースと判断する。

【単勝】12(1点*6000円)
【馬連】8=9.12(2点*1000円)
    9=12(1点*2000円)

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